屋根の瓦も葺き替えリフォームします。レッカー車を使って既存の瓦を撤去していきます。
耐震構造にも手を加えていくため、壁も全て撤去し丸裸にします。
屋根瓦を撤去した後は、大工さんで構造用合板を貼ります。
構造用合板を貼ったあと、防水用のルーフィングシートを屋根の先から敷いていきます。
防水用のルーフィングシートをきっちりと棟まで敷きました。
瓦は、耐震性を考えて軽量な瓦を一枚一枚丁寧に屋根職人さんが葺いていきます。
外壁は、耐震性を上げるため、規定通り構造用合板を張り、サッシ周りは、雨漏り防止に防水テープを張ります。
外壁仕上は、汚れ防止タイプのサイディングを貼りました。
軒天は、屋根裏換気を考えて、換気性能のある、有孔板タイプの材料をすべての軒天に使いました。
あらたに造る基礎は、既存の基礎に鉄筋を取り付けて補強します。
廻りをコンクリート固められた独立基礎は、水平方向の力にも耐えられます。
耐震性を上げるため、新たに柱を設置して筋交いを取り付けます。
筋交いが引っ張られた場合のために外れないように、専用の金物を取り付けます。(梁と柱に)
筋交いが引っ張られた場合のために外れないように、専用の金物を取り付けます。(土台と柱に)
柱の引き抜けの力が大きくなる、角の柱は、土台ではなくコンクリート基礎とは、特殊なホールダウン金物を取り付けます。
床を支える木材大引きを束石の上へ設置して、木材根太を並べます。
きっちりと床用断熱材を敷き詰めた上へ、床下地材の構造用合板を張ります。
壁、天井へは、断熱材グラスウールを充填します。もちろんフロアを貼った床は、養生しています。
施工が完了しました。まるで新築のように生まれ変わった我が家に、T様にも満足していただけました。
ポーチ前は、洗い出しの石で仕上、駐車場はタテにカーポートを立て、砕石を敷きました。
和室の続き間を一つの16畳の洋室にして、多目的ホールにも使えます。
出入口は、引き戸を使い、開放感のある間取りになっています。
キッチンのプライベート性をを守るために、2枚片引き戸を取り付けました。
同じキッチンですが、解放性も兼ね備えるために、二枚引き戸で、建具二枚とも左側へ収納できます。